2010年5月11日火曜日

那須のパルサー観測所



*図版は研究室サイトより


5月4日、早稲田大学那須パルサー観測所を訪ねました。天文学者の大師堂経明教授(教育学部)が基本設計・開発し2000年から観測が始まった「FFT型電波干渉計」群です。電波干渉計とは光の干渉によって物理量を測定する光学装置の総称で、研究目的に応じてデザインをされています。この那須の干渉計は、パルサーからの電波を観測するためのもので、それぞれが異なる角度で宇宙からの電波をキャッチする構成になっています。もともと、西早稲田キャンパス15号館屋上にアンテナ群があったのですが(現在も稼働)、携帯電話ほかの電波の影響がでるようになり、より適切な環境として、この那須が選ばれたのだそうです。

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